こんにちは。きみーです。
今回はがま口バッグの作り方最終回です。
がま口の口金パーツの取り付け方って慣れるまで結構コツがいりますよね?
また口金の種類にもより取り付け方が変わってくるってご存知でしたか?
一般的な口金は金属で出来ていて、袋になる部分の布を挟み込んで、口金をペンチ状の道具を使って固定します。
しかし!今回の口金はプラスチックでできた口金パーツ☆
これ↓
ペンチで挟んで力掛けても傷つくか割れるかしちゃうだけですね。。。
こういうタイプのプラスチック口金の取り付けをご紹介しつつ、がま口バッグ完成まで書いていきたいと思います。
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端革を使った「持ち手・取っ手」の作り方と取り付け方
まずは先に持ち手の準備と取り付けを行いたいと思います。
今回はバックの下1/3にも使用した端革(ハガワ)を利用したいと思います。
ハガワの紹介でも書いたパンドラハウスさんで購入したハガワ詰め放題の革☆
持ち手部分にはベースの布地とプラスチック口金の色味に合わせてグレーを選んでみました。
また持ち手の付け方にもいろいろバリエーションが考えられますが、今回は1つで少し長めにしています。
正面側はこんな感じで↓
裏側がこんな感じです↓
正面側には装飾で金属パーツを付けてます。
「手芸パーツ バックル」などのワードで色々探せますよ。
和柄なので和っぽいものや友布を使った装飾とも思ったのですが、プラスチック口金や革を使ったバッグということで、和要素よりも少しクールになるようなものを選んでみました。
そしてハガワのデメリット、希望のサイズや長さが取れない問題!
あるサイズに合わせて作る方法もありますが、今回は希望のサイズ優先でパーツを2つを繋ぎ合わせて作ってみました。
繋ぎ目も隠すよりはデザインの1つにしてしまえばOKです。
持ち手を縫う際も革なので、先に縫い合わせる部分に穴を開け、それから縫い合わせます。
持ち手のパーツが準備出来たら本体に取り付けます。
表面の布地へ取り付けますが、使用した布が薄い場合などは裏面に当て布をしてあげると丈夫に長持ちしますので、面倒ですが準備しましょう。
当て布は表布と裏布の間に隠れてしまうので何でもOKです。
持ち手と同じ革でも良いですし、ちょっと丈夫そうな布や綿布何枚か重ねてもいいですよ。
市販の取っ手・持ち手パーツ
市販の持ち手にも安価で便利な持ち手からデザインの素敵なものなど様々ですので、気に入ったものがあれば市販品を使うのも良いでしょう。
また市販品の良さとしては、強度面でも心強いですし、市販の持ち手を使用することで一気にクオリティアップに繋がるのも良い点でしょう。
では、ここでいくつか市販の持ち手をご紹介します~☆
まずはこちら↓カラーバリエーションの豊富さがうれしい本革の持ち手です。
ピンクやブルーなど明るい色味の持ち手もあるので、本体のバックに合わせて選べるのが良いですね♪
次はこちら↓ボタンで留めるだけで良いのでとっても簡単☆
ボタンで長さも多少調整が可能なのが良いですね。
次はこちらの持ち手↓上の2つよりもカバンぽい持ち手で可愛いですよね~♪
取り付け部分の当て布も附属されているのがさらに嬉しい本格派の持ち手。
なのにお値段がお手頃でさらに素敵です♪
最後はこちら↓バンブー持ち手☆
デザインにもおしゃれにマッチする持ち手です(*’∀’人)
他3つと違い幅が固定されているので作るカバンの横幅、取り付け位置には注意が必要です。
そして持ち手の付ける位置も紹介しておきますね(*゚▽゚)ノ
①は今回私が付けたもの。
②はオーソドックスな持ち手の位置ですが、持ち手のデザイン次第で見た目は様々にみせることが可能です。
③はバックの側面に取り付けるタイプで、少し長めにして斜め掛けタイプにするのに向いている取り付け方法です。
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プラスチック口金パーツの取り付け方
では最後に口金パーツの取り付けを行っていきましょう(´∇`)
これが終わればついに完成♪
もう一息です。
下は完成写真です。
取り付け方は何も難しいことはありません。
むしろ金属の口金パーツよりも簡単かもしれません(·∀·)
口金パーツの溝部分にバックの布地をはめるのは同じですが、固定の仕方がプラスチック口金の場合はボンドでとめてしまうというのが違う点です。
因みに金属の口金用にはこんな道具が売られていたりします。
・あて布が無くても口金パーツが傷つかない「仕上げペンチ」
・口金パーツの溝部分に布を綺麗に効率的にはめていく「差し込み器具」 など
上記は無いと駄目という訳ではありませんが、あればとても便利な道具たちです。
そして今回のプラスチック口金に話を戻すと、こちらの場合はボンドがあれば出来てしまいます。
最近では、100円均一でもプラスチック口金が売っていて、下の写真はダイソーで購入したプラスチック口金パーツです。
色は上の写真のグリーンにピンク、白に半透明のブラウンの4色が売られていました。
こちらは取り付け方法に原寸の型紙付き(☆∀☆)
作り方も記載されています。
この作り方では⑤に書いてあるようにボンドを使用します。
これには手芸用ボンドとしか書いてありませんが、プラスチック素材が接着できるボンドを選びましょう。
特に今回のようにバックという大きな物を作る際は中に入れるものも必然的にがま口財布よりも重くなってきます。
その為、中身の重さで口金パーツから布が取れてしまわないように、しっかりと接着できるボンドを選びましょう!
また口金パーツによく一緒に附属されている「紙ひも」
上のダイソーの口金パーツには溝のサイズ的にもピッタリなのであった方が良いと思います。
ただ私が使用した口金パーツの溝は溝の幅も広く、今回のバック部分で使用した布も綿生地に薄めの接着芯だけのため、一般的な太さの紙ひもを使用するとまだ溝にスペースが余ってしまう状態だったので、正直あっても無くても関係ないかなという印象でした(;´∀`)
逆に準備するのであれば溝の幅に合うものを準備することをオススメします。
口金パーツにバック部分を取り付ける下準備としては、下の写真のように口金パーツの2つのパーツがくっついている部分がどうしても布の端が見えてきてしまうので、ここだけ見えても大丈夫なように処理してあげる必要があるのが1つ。
処理の仕方は上で紹介したダイソーの説明書のように裏返しの状態で縫っても良いですし、私が縫った方法だと下のように端が見えないように織り込んで縫ってしまう方法どちらでも大丈夫です。
そして、もう1つは残りの縫われていない部分の表布と裏布を縫い合わせれば下準備完了です。
ボンドで留めてしまうので、縫い合わせる必要があるかというと正直面倒なだけじゃとも思いますが、念のためって感じです(。-∀-)
縫わずに仕上げてしまう場合はボンドでくっつける際に片側だけしかくっついてないって状態にならないように気を付けて下さいね(*゚▽゚)ノ
ここまで来たら後は本当に口金パーツをボンドで留めるだけです!
布側ではなく口金パーツの溝にボンドを付けて、その後溝の中に布をはめ込んでいきます。
この際使用するボンドの硬化時間にもよりますが、瞬間接着剤みたいに速攻で固まるものでない限りは、ちゃんと押さえてないと先にはめた部分がズレてしまったり、そのせいでボンドが付いてほしくない場所について布を汚してしまったり危険が伴います!
十分に気を付けて作業することをオススメします。
また紙ヒモを使用する際は、この段階で裏地側から溝にはめ込み固定していきます。
後は使用したボンドの硬化時間をしっかり確かめ、1日であれば1日しっかり乾かしましょう☆
ついつい見た目完成すると嬉しくなって物とか中に入れて持ってみたくなりますが、口金パーツからバック部分がズボッっと外れ落ちたら悲惨です((((;゚Д゚))))
待ちの時間もしっかり取りましょう♪
では、乾かせたらこれでついに完成です☆
まとめ
では今回のまとめです(*゚▽゚)ノ
<持ち手について>
- 持ち手は自分で作る事も既製品を使うこともできる
- 既製品を使用する場合で、持ち手の形状が固定されているものは横幅などサイズをしっかり確認してから購入すること。
- 持ち手にも色々とバリエーションがあり、取り付け位置も色々ある
- ハガワ・ハギレで材料に限りがある場合も繋ぎ合わせることで希望サイズの持ち手を作る事が可能
- 繋ぎ合わせる際もデザインの1つとして取り入れればデメリットではなくメリットとして活かせる
- バックに取り付ける際は、当て布を付けた方が丈夫で長持ちする
<口金パーツの取り付けについて>
- 下準備①口金パーツ取り付け時に端が見えてしまう部分を縫って処理する
- 下準備②残りの口部分の表布と裏布を縫い合わせる
- 口金パーツの溝にボンドを塗る
- 溝にバックの布をはめ込んでいく
- 紙ヒモを使用する際は裏地側から溝にはめ込んで固定させる
- ボンドの指定硬化時間まで乾かす
完成です~~~(*’∀’人)
お疲れ様でしたm(_ _)m
長々となってしまいましたが何とか完成まで書けました☆
浴衣用に作ったがま口バッグ
もう冬ですね(灬º 艸º灬)
では、またです~☆
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